こんにちは、もっちゃんです。
投資ブームの昨今、つみたてNISAで長期つみたてを始めている人も多いのではないでしょうか。
私も2019年から投資を始めて、かれこれ3年になります。
つみたて投資も行ってますが、並行して力を入れているのが”高配当株投資”です。
つみたて投資は初心者でも取り組みやすく、長期で運用することでリスクも最小限に抑えながらリターンを見込めることもあり、その魅力は各メディアでも大きく取り上げられてきてますよね。
一方で高配当株投資については、資金力が無いと効果が薄い点と、投資銘柄の選定が必要な為にやや難易度があがるという点もあり、比較的注目度は低いように感じます。
ただ個人的には、高配当株投資には投資信託の長期つみたて投資には無いメリットが沢山あると思ってます。
本記事では、そんな高配当株投資の魅力を伝えていきたいと思います。
高配当株投資の魅力3選
配当益だけでなく、値上がり益も狙える
高配当株投資では、基本的に年に2回、投資銘柄の保有株数に応じて配当金がもらえます。
高配当株投資とは、基本的にこの配当金を狙って行く投資ですが、これらの銘柄ももちろん日々値動きをしているため、購入時の価格より高い価格になることもあります。
毎年配当金を得ながら、売却時には値上がり益も狙えるといった理屈的にはかなりお得な投資手法なんです。
ただし、高配当株と呼ばれるような銘柄は、ある程度成長しきった企業であることが多く、大きな株価の値上がりが期待できることは珍しいのですが、しっかりと企業分析をすれば、成長中の高配当株が見つかることもあります。
個別銘柄への投資になるので、しっかりと分析してから投資をしないといけませんが、いずれにしても一つの投資で2つの収益が狙えるというのは、大きな魅力であり一種のリスクヘッジとも言えると思います。
含み益ではなく、確定利益を得られる
投資信託やETF等のつみたて投資と大きく異なるのが、まさにこのポイントで、私が高配当株投資を気に入っている理由でもあります。
つみたて投資は長期の運用で値上がり+複利の効果で20年後には大きな利益が得られることを目的にしてますが、忘れてはならないのが、運用中の含み益はあくまで仮想的な利益で、”売却するまで確定しない”ということです。
ここが長期投資を続けられる人が少ないからくりで、20年後までお預けというのはなかなかしんどいですよね。
一方、高配当株投資で得られる配当金は、持っている株を売却せずとも確定収益として毎年得られるものです。
それはつまり、本当に現金として手元に入ってくるということ。
得られた配当金は再投資の資金にしても良いし、美味しいレストランに食べに行くなどちょっとした贅沢に使ってもいいわけです。
少し勉強的な話をすると、確定収益として入るということは、配当金はキャッシュフローを増やす役割を持っているということになります。
仮に高配当株(平均配当利回り:4%)に100万円ほど投資したら、年約3万円(税引き後)の配当金が得られます。
これは月2,500円手取りが増えるのと同じ効果があるのです。
確かに投資金額が少ないと得られる配当金も少ないですが、毎年少しずつ副収入が得られると考えると魅力的でないでしょうか。
投資銘柄が明確で企業勉強へのモチベーションになる
高配当株投資の副次的な魅力がこの観点です。
投資信託やETFでは、リスクを抑えるために複数銘柄に投資しており、銘柄入れ替えやリバランス等も運用会社が代わりに行ってくれます。これが長期積立で、完全放置でもリスクを抑えて値上がりを期待できる理由なわけですが、一方で私達は投資銘柄に関して特別理解などしてなくてもいいし、する必要もないわけです。
一方、高配当株投資は銘柄を一つひとつ選定して投資していくので、安定した運用を行っていくためには、その企業の財務体質や収益性、今後の動向などを理解しておく必要があります。
一見めんどくさいと思いますよね? …私も投資前は同じ様に思ってました。笑
それが不思議なことに投資してみると、自然と投資対象企業に興味が湧いてきたんです。
(自分のお金が絡むと途端に変わるんですからまったく現金なもんです。笑)
おそらくこれは多くの人に当てはまると思ってます。
そして興味が湧いてくると勝手に情報収集や銘柄分析をするようになり、段々と投資スキルが身についてきます。
投資信託に自動入金しているだけでは得られないこの変化は、今後も投資をしていく上でかなり大きなメリットだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
・配当益だけでなく、値上がり益も狙える
・含み益ではなく、確定利益を得られる
・投資銘柄が明確で企業勉強へのモチベーションになる
上記のように高配当株には、投資信託の積立投資とは違った魅力が沢山あります。
投資に興味が出てきた人、次の投資をどうしようか考えている人の参考になれば幸いです。
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